痴漢事件の逮捕、勾留

痴漢事件の逮捕、勾留

逮捕する理由は被疑者が逃亡や罪証隠滅を図ることを防止することにあります。

そのため、逃亡や罪証隠滅の恐れがないと捜査機関や裁判官が判断すれば逮捕されない、逮捕されても釈放されるということになります。

痴漢事件の場合、重要な証拠は、被害者の供述ですから、例えば、通勤ルートが同じであったりすると、被害者と接触する可能性があると判断され、釈放が困難となります。

そこで、釈放後には、事件が終結するまでは通勤ルートを変更することを誓約するなどして、罪証隠滅の恐れがないことを説明する必要があります。

痴漢冤罪が社会問題になっていることから、警察も逮捕には慎重になっています。そのため、被害者の供述が相当に信用できるものでなければ(例えば、触っている手をそのまま眼で追っていったらその人だったなど)、逮捕しないケースも多くみられます。

また、犯行を否認している場合であっても、それだけで逃亡や罪証隠滅の恐れがあるとは判断されないことが多くなっていますので、否認している場合であっても、釈放される可能性はあります。

そのため、釈放してもらうためだけに、安易に犯行を認めてしまうことは慎重でなければなりません。

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