待合せをしていたところ、恋人から冤罪容疑をかけられていると連絡があった。
デートの待合せをしていたところ、恋人のDさんから痴漢の冤罪容疑をかけられ警察署に向かっていると電話があったとDさんの彼女が当方に依頼した。警察署に確認をしたところ、逮捕したということだったので早速警察署にて接見したところ、確かに電車の揺れで手が被害者のお尻に当たったことはあったが、痴漢をするつもりはなかったとの説明をDさんから受けた。被害者はどのような話をしているのか確認するため、接見を中断し、隣室の担当刑事さんに面談したところ、被害者はお尻を撫でるように触られ、その手を少し振り返りながら目線で追っていったところDさんだったという供述をしているということだった。その被害者の話を踏まえ、否認をしても最終的に起訴される可能性は十分あることを説明したところ、Dさんは、早期釈放、示談を希望したことから、被害者の供述は争わないこととなったため、被疑事実を認める内容の上申書を作成し、翌日、検事に対して釈放を求めたところ、無事釈放された。
その後、被害者は未成年であったことからそのお父様と示談交渉をし、示談が成立し、不起訴処分となった。