過去に2回同種の前科があり、3回目は強制わいせつ罪と重い内容であった。

Aさんは、過去に複数の同種前科があった。初犯のときは罰金30万円、2回目のときは罰金50万円、3回目のときは示談が成立し不起訴となっていたところ、再び痴漢行為に及び、しかも今回は強制わいせつ罪と重い内容であった。

複数の同種前科があったことが影響してか、通勤ルートの変更を誓約するなどしたものの、勾留されてしまった。そこで、早急に被害者と示談を成立させる必要があったところ、その後、示談が成立し、告訴は取り下げとなり、事件終結となった。

もっとも、再犯が続いていること、そして犯行内容もエスカレートしていることから、再犯防止のため、専門の治療機関に受診することを勧めた。その後、2年以上定期的に通院しているが、前回の事件以降は問題行動は起こさずに、着実に更生の道を歩んでいる。

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