Gさん
- パラリーガル
- 2023年入所
知識ゼロからの挑戦、1年で一人前に
ーパラリーガルを目指したきっかけは?
新卒で就職したのは警備会社の営業事務でしたが、転職のタイミングで大学時代に法学部に在籍していたこともあり、パラリーガルの仕事に興味を持ちました。
とはいえ、その時うちの事務所はパラリーガルの募集がなかったので、総務として応募していました。
ーそんな裏話があったなんて、初耳です。
はい、実は(笑)
その時は他の業界も含めいろいろ見ていたので、パラリーガルでなくても何らかの形で法律に関われるならいいかな、という気持ちでした。選考が進む中で、総務は人が決まってしまったので、パラリーガルに興味ないかというお話をいただき、まさかの総務応募でパラリーガルとして入所できることになり、ラッキーでした。
ー入所の決め手は?
全国に拠点があり、安定感のある事務所だと感じたことと、全くの未経験でしたが、パラリーガルとして受け入れてくれると事務所側からお話をいただいたことが大きかったです。当時は未経験で応募できる先があまりなかったのと、やっていけるのか不安もあったので、事務所から打診してもらえたことで、挑戦してみようという後押しにもなりました。
ー入所してみて、法律事務所やパラリーガルという仕事に対するイメージは変わった?
入所前は、知識が少ない中で弁護士とコミュニケーションが取れるのか、未経験で本当に専門的な仕事をこなしていけるのか、とにかく不安が大きかったです。
実際に入所した後は、確かに覚えることも多くて大変な場面もありましたが、先輩や先生方が丁寧に教えてくださったおかげもあり、思っていた以上にやりがいを感じながら仕事ができています。
あと、法律事務所は書類が多くアナログなイメージがありましたが、うちはほとんどデータ化されていて書類はかなり少ないです。日頃のコミュニケーションも社内チャットですし、在宅勤務やフレックスも取り入れられていて、効率的な働き方ができるのは良いギャップでした。
ー未経験で入所してから、どんな風に仕事を覚えていった?
最初は1、2件の案件を先輩と一緒に担当しながら流れを覚えていきました。
専門用語が多く苦労しましたが、弁護士会が主催している研修に参加したり、関連書籍を読んだりしながら法律用語や分野ごとの大まかな流れを学んでいき、徐々に慣れていきました。
先生方も質問すれば丁寧に教えてくれるので、勉強できる環境は整っていると思います。
3か月くらいで主担当を持たせてもらえるようになり、案件数も10件、20件と増えていきました。
ーどのくらいで一人前になれる?
私の場合は入所から1年が経った頃に先生から依頼されたタスクをだいたい何でも一人で処理できるようになっていたと思います。
ーどんな人がパラリーガルに向いていると思うか?
パラリーガルは、弁護士の様々な業務をサポートする存在です。時には案件が100件程になることもあり、迅速かつ正確な処理が求められますが、そのような状況の中でも、事務的な対応に留まらず、依頼者の状況や気持ちに寄り添えるかが、とても大事だと思います。
ーパラリーガルを目指している方、入所を検討中の方へ向けたメッセージ
未経験の方はハードルが高いと思うかもしれませんが、学ぶ意欲さえあればしっかり成長していける環境なので、怖がらずにぜひ応募してみてください!
<1日の仕事の流れ>
9:30 メールチェック、外出予定の確認。先生へのタスク確認。
10:00 案件対応・電話対応
11:00 書類提出のため外出(裁判所へ)
12:00 お昼休憩
13:00 郵便処理、案件対応・電話対応
14:00 担当者ミーティング
16:00 案件対応・電話対応
18:30 退勤