依頼者が抱えていた課題
資料不足で請求を断念
70代の女性Cさんは、20年前に中皮腫で亡くなった夫のために建設アスベスト給付金を申請しようとしましたが、必要資料の準備が難しく途中で断念していました。
しかし、近年になって「やはり夫のためにも請求したい」と考え直し、当事務所へご相談。
亡くなってから長い年月が経っていたため、医療記録や勤務先の情報も乏しく、自力では手続きの進め方が分からない状況でした。
解決に向けた春田法律事務所の対応と、その結果
粘り強い調査で証拠を確保し高額給付に成功
弁護士は厚生年金の記録をもとに過去の勤務先を特定し、当時の業務内容を確認。協力を得て証明書類を整備しました。
まずは労働基準監督署の調査を活かせる特別遺族年金の申請を優先し、依頼から約4か月後、年200万円以上の支給が決定。
その後、別の勤務先にも業務内容の証明を依頼し、建設アスベスト給付金の申請を進めました。補充資料の提出などを重ねた結果、最終的に1,300万円の給付金が認定されました。
Cさんは「長年諦めていたが、相談して本当によかった」と安心された様子でした。
