依頼者が抱えていた課題
行政から不認定を受け申請を断念
60代の女性Bさんは、アスベストによる肺ガンで亡くなった夫のために、息子さんと協力しながら建設アスベスト給付金の申請を進めていました。
しかし、行政から「提出書類だけでは証明が不十分」と指摘を受け、認定を得られず、どう進めればよいか分からず困っていました。
資料もほとんど残っておらず、「もう申請は無理かもしれない」と感じながら、最後の望みとして春田法律事務所へご相談されました。
解決に向けた春田法律事務所の対応と、その結果
調査により複数の給付金を獲得
ご相談後すぐに、弁護士が勤務先や関係機関への調査を開始。
その過程で、建設アスベスト給付金だけでなく「特別遺族給付金」も対象となる可能性を見出し、両方の申請を進める方針を提案しました。
勤務先は30年以上前に在籍していたため資料は残っていませんでしたが、労働基準監督署と綿密にやり取りを行い、補充資料を整備して提出。依頼から約6か月後、まず年200万円以上の特別遺族年金の支給が決定しました。
その後、この認定結果を活用して建設アスベスト給付金も申請し、約3か月後に認定。喫煙歴による1割減額を受けながらも、最終的に1,170万円の給付を受けることができました。
Bさんからは「諦めずに相談して本当によかった」と感謝のお言葉をいただきました。

