依頼者が抱えていた課題
家族・会社に知られず早期に問題を解決したい
依頼者は30代の男性で、家庭を支え会社でも責任ある立場にありました。出張帰りのバス内で、座席に置き忘れられた財布から現金が見えていたことについ魔が差し、中身を抜き取ってしまいました。
しかし、バスを降りた直後から強い後悔に襲われ、「監視カメラで身元が特定され逮捕されるのではないか」「家族や会社に知られてしまうのでは」と不安が一気に広がりました。どう対処すべきかわからず、依頼者はすぐに当事務所へ相談に訪れました。
春田法律事務所の対応と結果
弁護士同行で自首と示談を迅速に進め、不起訴処分を獲得
依頼者は警察から連絡が来る前に自ら出頭したいと希望されたため、当事務所はすぐに日程を調整し、弁護士同行のもと管轄警察署へ自首しました。弁護士が身元引受人となることで、家族や会社への連絡が不要であることを警察と調整し、依頼者の社会的影響を最小限に抑えました。
並行して被害者への謝罪と示談交渉を迅速に行った結果、依頼者の反省が伝わり適正な条件で示談が成立。その後、最終的に不起訴処分となり、依頼者は社会的な不利益を受けずに事件を終えることができました。
もし初動が遅れていれば会社や自宅への捜査、被害者感情の悪化もあり得た事案であり、迅速な対応の重要性が示されたケースでした。

