ケース6 結婚後に婚姻後契約を作成したF様
最終更新日: 2023年06月13日
ご相談内容
F様は自身が経営する会社の仕事が多忙を極め、奥様とのすれ違い生活が続き、夫婦喧嘩が絶えない状況が続いていました。
そこで、今後の夫婦関係についてルールを定めるとともに、将来離婚に至る場合に備えて離婚条件を定めた婚姻後契約の作成をご希望でした。
婚前契約書の内容
まず、今後の夫婦関係については、お互いの生活スタイル、働き方について尊重すること、お互いに性交渉を要求しないことを定めました。
また、離婚時の財産分与については、会社株式、会社財産、個人名義の不動産及びこれらの価値の増加分は特有財産であって、財産分与の対象外とし、寄与分の主張もしないことを規定しました。
まとめ
離婚の際には離婚協議書を作成しますが、未だ離婚しない場合であっても、夫婦関係が悪化したときに将来の離婚を見据えてF様のように婚姻後契約を作成したいという方は多くおられます。
弊所にご依頼いただければ、ご要望に応じてできる限り法的効力を維持できる婚姻後契約を作成いたしますので、まずは、ご相談ください。
※内容によってはご相談をお受けできない場合がありますので、ご了承ください。