不倫に強い弁護士を札幌で探すには？メリット・費用・請求対策も徹底解説
2024年12月28日
- 不倫問題で悩んでいる。札幌で不倫問題に強い弁護士を探したい。
- 札幌で不倫問題に強い弁護士を探すとき、よい方法があれば知りたい。
- 不倫問題で弁護士を立てた場合、弁護士費用はどのくらいになるのだろう？
札幌に住んでいて不倫問題で頭を抱えている方は、地元にある札幌の法律事務所へ相談しましょう。
札幌で不倫問題に強い弁護士を選任するときは、いろいろな検索方法があります。
そこで今回は、不倫問題の交渉・裁判に経験豊富な専門弁護士が、不倫問題に強い弁護士を札幌で探す方法、前もって弁護士に相談するメリット等を詳しく解説します。
本記事のポイントは以下です。お悩みの方は詳細を弁護士と無料相談することが可能です。
- 不倫問題に強い弁護士を札幌で探すには知り合いからの紹介や、ネットのコラム等を確認してみよう
- 弁護士に相談すればスピーディーな問題解決や、相手に適正な慰謝料額の請求を行える
- 弁護士費用は大きく分けて「着手金」「成功報酬金」の2つがある
不倫問題に強い弁護士を札幌で探す方法
札幌で不倫問題に強い弁護士を見つけたいときは、知り合いのつてやネット上での検索等、様々な方法を利用しましょう。
ニーズに合った弁護士・法律事務所を見つけても、実際に相談してから委任契約を締結した方がよいです。
口コミ
実際に弁護士・法律事務所を利用した人の感想が、不倫問題に強い弁護士選びの参考となります。
ネット掲示板では、依頼した弁護士の解決方法や、解決に至る経緯が詳細に投稿されている場合もあります。どのような法律事務所に所属する弁護士が不倫問題に強いのか、よくわかるでしょう。
ただし、口コミによっては、特定の弁護士・法律事務所を感情的に攻撃する投稿もあります。
そのため、口コミの投稿だけで不倫問題に強い弁護士を判断せずに、あくまで参考資料の1つにとどめておきましょう。
知り合いからの紹介
友人・知人から不倫問題に強い弁護士を紹介してもらう方法があります。
友人や知人が不倫問題で弁護士のサポートを受けた経験があれば、担当した弁護士の感想を聞けます。
友人や知人からの紹介であれば、スムーズに弁護士との相談や契約締結を進められるでしょう。
ネットのコラム
札幌の法律事務所が開設している「Webサイトのコラム」も確認してみましょう。
- 不倫問題の解決方法に関するコラムが豊富
- 実際の不倫問題の相談事例や解決事例が掲載されている
その他に、不倫問題に関する慰謝料請求の交渉や裁判の手順、弁護士費用（目安）が詳細に明示されていれば、不倫問題等の民事事件に力を入れている事務所とわかります。
法律事務所の無料相談
法律事務所の無料相談を活用し、弁護士を代理人に選任するかどうか判断しましょう。
ネット掲示板の口コミやWebサイトのコラムだけをみて、弁護士と契約するのは早計です。
法律事務所では初回相談無料の事務所もあります。相談時間は30分と短いですが、弁護士に不倫問題の相談をしつつ、次のポイントを確認しましょう。
- 口調が穏やかで、相談者の悩みに親身になって対応しているか
- アドバイスは一般の人にもわかりやすいか
- 長々とした説明がなく、簡潔に回答しているか
上記のような点が確認できれば、法律の知識だけではなく、人格的にも優れた弁護士といえます。
不倫問題を札幌の弁護士に相談するメリット
不倫問題の交渉や調停・裁判へ進む前に、札幌で不倫問題に強い弁護士と相談しましょう。
スピーディ－な問題解決が行える他、説得力のある慰謝料請求ができる等、いろいろなメリットがあります。
スピーディーな問題解決
弁護士に代理人を依頼した場合、弁護士は迅速に不倫した配偶者との交渉を始めます。
- 交渉成立の場合→離婚協議書または合意書（離婚せず慰謝料請求だけの場合）の作成
- 交渉不成立の場合→離婚・慰謝料に関する調停・裁判の準備
交渉成立・不成立、いずれの場合も、弁護士はどのような対応をとるべきか熟知しているため、スムーズな問題解決が可能です。
もちろん、依頼者の同意のうえで対応を進めます。
法的手続きのサポート
弁護士は交渉や調停・裁判への出席の他に、法的手続きの代行も行います。
不倫問題の解決を進めるときは、様々な証拠の収集、書類の作成・提出が必要です。
次のような手続きの代行も任せられます。
- 調停：調停申立書の作成、添付書類の収集および家庭裁判所窓口への提出代行
- 裁判：訴状の作成、添付書類の収集および家庭裁判所窓口への提出代行、証人との打ち合わせ
弁護士は書類の作成・収集に慣れているので、滞りなく法的手続きを進められます。
直接対応
弁護士を代理人にすれば、不倫した配偶者と直接慰謝料請求の交渉が可能です。
不倫により夫婦間の愛情がすっかり冷めて、配偶者の顔をみるのも嫌な場合、交渉はすべて弁護士に任せられます。
離婚・慰謝料に関する調停の場合は、依頼者と同席または弁護士が単独で出席し、依頼者の立場に立った主張を行います。
離婚・慰謝料に関する裁判（訴訟）の場合、尋問期日を除き、裁判所での主張・立証は原則として弁護士にすべて委任が可能です。
適正額の慰謝料請求
弁護士に依頼すれば、適正な慰謝料の金額がわかります。
弁護士は以下の要素を踏まえ、慰謝料の算定を行います。
- 裁判での不倫慰謝料の相場（50～300万円）
- 婚姻期間や配偶者の不倫期間・悪質性（性行為の回数・不倫相手の妊娠の有無等）
- 不倫の確実な証拠の有無
- 札幌での過去の対応実例
- 不倫以外の配偶者の問題行動
婚姻期間・不倫期間が長く悪質性も高いだけでなく、配偶者によるDVや悪意の遺棄など別の問題行為が確認できた場合は、300万円を大幅に上回る慰謝料となる場合もあるでしょう。
弁護士は取得した証拠・資料をもとに、説得力のある慰謝料額を相手方に提示します。
相手方は弁護士が提示した金額に納得し、慰謝料の支払いに応じる可能性もあります。
プライバシー保護
弁護士には「守秘義務」があるので、不倫問題に関する相談や依頼の内容、交渉で取り決めた内容等は、依頼者以外には一切話しません。
プライバシーを厳重に守る配慮もなされています。
弁護士法では「弁護士又は弁護士であつた者は、その職務上知り得た秘密を保持する権利を有し、義務を負う。但し、法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」と明記しています（弁護士法第23条）。
弁護士が守秘義務に違反しても、弁護士法に罰則はありません。
ただし、次のようなペナルティを受ける可能性があります。
- 受任者の注意義務違反（民法644条）：守秘義務を破り、依頼者のプライバシーが侵害された場合、損害賠償責任を負う
- 秘密漏示罪（刑法134条）：正当な理由がなく、業務上知り得た人の秘密を漏らしたとき、6月以下の懲役（2025年6月1日からは拘禁刑）または十万円以下の罰金に処される
- 弁護士会からの懲戒：守秘義務違反を問われ、「戒告処分」「2年以内の業務停止」「退会命令」「除名処分」を受ける
不倫問題で札幌の弁護士に必要な費用
不倫に関する慰謝料を請求するときに、弁護士を代理人に立てれば、弁護士費用を支払わなければなりません。
主な弁護士費用は「着手金」「成功報酬金」です。
相談料
最初に弁護士に相談するときに支払います。
初回相談無料の法律事務所もあります。有料の場合は30分5,000円程度が相場です。相談は何回行っても構いませんが、その都度相談料は必要です。
基本的に相談時間を延長ができる他、最初から60分で相談予約し1万円程度を支払い、相談を受けることもできます。
着手金
契約時に支払う必要がある弁護士費用です。基本、一括で支払います。
依頼者の立場などによって着手金が無料となる場合もあります。金額の目安（相場）は次の通りです。
- 慰謝料を請求された依頼者：【交渉】約22万円、【訴訟に移行した場合】追加費用約11万円
- 慰謝料を請求した依頼者：無料〜約22万円
成功報酬金
慰謝料に関する交渉の成立または裁判で勝訴した場合に支払う必要がある弁護士費用です。成功報酬金の分割払いに応じる法律事務所もあります。
金額の目安（相場）は次の通りです。
- 慰謝料を請求された依頼者：減額できた慰謝料の金額分の約19.8%
- 慰謝料を請求した依頼者：約22万円+受け取った慰謝料の約19.8%
たとえば、慰謝料を請求した依頼者が、交渉により300万円の慰謝料を得られた場合、成功報酬金は81万6,000円（22万円+59万4,000円）になります。
札幌で不倫の慰謝料を請求されたらすべき対策
不倫をしたために慰謝料を請求された側は、交渉を無視してはいけません。交渉に応じる姿勢を示さなければ、どんどん立場が不利になります。
慰謝料請求をされたときは、札幌で不倫問題に強い弁護士と速やかに相談し、対応を協議しましょう。
内容確認
不倫を理由に別居している場合、まず「内容証明郵便」で慰謝料請求の通知が届くでしょう。
通知の内容（交渉日時や慰謝料の請求額等）をよく確認しましょう。相手が交渉を望んでいる場合は、速やかに交渉日時を話し合い、日程を調整する方がよいです。
慰謝料請求や交渉を無視したり拒否したりした場合、相手は離婚・慰謝料に関する調停を申し立てる可能性があります。
内容証明郵便は、慰謝料請求や交渉を申し立てた事実を証明できます。内容証明郵便の控えは、調停・裁判のとき証拠として提出可能です。
通知を無視すれば、慰謝料を請求された側の立場は不利になるでしょう。
減額交渉
慰謝料請求の通知に記載された慰謝料の金額が、あまりに高額だった場合は、相手に減額交渉を求めましょう。
不倫慰謝料の相場は、離婚を目指すか否かで異なります。
- 相手が離婚を希望する場合：慰謝料200〜300万円
- 相手が離婚を希望しない場合：慰謝料50〜100万円
不倫を謝罪しつつ、相場の範囲に金額を下げられるよう、慰謝料を請求した相手に粘り強く交渉しましょう。
弁護士への相談
慰謝料請求を受け、今後どのような対応を行えばよいか悩むときは、速やかに札幌を拠点とする弁護士と相談しましょう。
弁護士は相談者の希望や事情をヒアリングし、次のようなアドバイスを行います。
- 適正な慰謝料額の算定：提示された金額がそれより多ければ減額交渉のアドバイス
- 減額交渉を行うポイント
- 札幌での交渉や調停、裁判の実例紹介
- 相手が離婚を希望しない場合の合意書作成のコツ
- 相手が離婚を希望した場合の今後の手順 等
相談後に「弁護士を代理人に選任した方がよい」と判断したときは、弁護士と委任契約を締結してもよいです。
不倫弁護士を札幌でお探しなら春田法律事務所まで
今回は不倫問題の交渉・裁判に尽力してきた専門弁護士が、札幌で不倫問題に強い弁護士選びのポイント等を詳しく解説しました。
春田法律事務所は、札幌での不倫問題の交渉・調停・裁判に実績豊富な法律事務所です。まずは弁護士と今後の対処法について検討しましょう。
※内容によってはご相談をお受けできない場合がありますので、ご了承ください。
