妻が不倫しているかも?怪しい行動・理由・適切な対応策を解説
最終更新日: 2025年03月31日
- 最近、妻の様子がおかしい。もしかしたら不倫をしているかもしれない。
- 妻が不倫をしているサインのようなものがあれば、是非知りたい。
- 妻の不倫が発覚したとき誰かに相談したい。相談できる専門家はいないだろうか?
妻の不自然な行動が目立つようになったら、不倫のサインかもしれません。
しかし、疑わしいからといって執拗に不倫の有無を問い詰めると、逆に自分の立場が不利となる場合もあるので注意しましょう。
そこで今回は、夫婦問題の解決に詳しい弁護士が、妻の不倫が疑われるサイン、妻が不倫をする理由等について詳しく解説します。
本記事のポイントは以下です。お悩みの方は詳細を弁護士と無料相談できます。
- 隠しながらスマホを触る、やたら外出が増えた等の行動が目立つ場合、不倫の疑いがある
- 妻が不倫をする理由には、女性として見られたい、刺激がほしい等があげられる
- 妻が不倫した場合、弁護士と相談してみよう
妻の不倫が疑われるサイン
「妻の行動が何か不自然だ」と感じたら、不倫をしているかもしれません。
特にスマートフォンの扱いが神経質になった、妻が性行為を拒否するようになった等の行動があれば、調査した方がよいでしょう。
隠しながらスマホを触る
妻のスマートフォンの扱いが明らかに変わったと気づいたら、不倫をしているサインかもしれません。
次の行動をとっているか確認してみましょう。
- 以前はスマートフォンをよく置きっぱなしにいていたが、肌身離さず持ち歩くようになった
- なぜかスマートフォンをロックするようになった
- よく隠れてスマートフォンの画面を見ている 等
不倫相手とスマートフォンで連絡を取り合っている可能性があります。
電話に出ない
夫の前では電話に出ず、後から折り返すケースが増えたら、不倫をしているサインかもしれません。
夫や家族に聞かれては困る内容の場合、家族がいない時間帯を見計らって、不倫相手と連絡をとる可能性があります。
ただし、電話の扱いが不自然でも理由をしつこく問い詰めるのは避けましょう。
服装が変わった
服装やメイクが派手になったり、テイストが変わったりしたときは不倫をしているサインと考えられます。
下着の好みも変わってしまった場合、交際相手に見られることを意識して購入した可能性もあります。
下着まで派手になると、不倫相手との肉体関係にまで及んでいるケースもあるでしょう。
性行為がなくなった
妻を誘っても性交渉に応じなくなったときは、不倫をしている可能性があります。
もちろん仕事で疲れている、年齢を重ねて性欲が衰えたというケースもあるでしょう。
しかし、ある日を境にまったく妻と性交渉がなく、性交渉を拒否されているときは、他の男性と性行為をして性欲が満たされているからかもしれません。
外出が増えた
突然「女子会がある」「PTAの会議がある」と何かと理由をつけて外出している場合、不倫をしている可能性があります。
共働き夫婦なら、妻が出張や休日出勤と理由をつけ外出する場合もあるでしょう。
不倫か否かを確認したいときは自分で後をつけたりせず、探偵に依頼するなど別の方法を検討した方がよいです。
予定の確認が増えた
妻が夫の仕事の予定や外出の予定を詳しく確認するようになった場合、不倫をしているサインかもしれません。
夫がいない時間を利用し、不倫相手とレジャーを楽しんだり、相手を自宅へ呼んで性行為に及んだりする可能性もあります。
自宅に呼んで性行為をしている可能性があると感じたら、不倫(不貞行為)の証拠を掴む準備も検討しておきましょう。
妻が不倫をする理由
妻がリスクを冒してまで不倫に走る理由は様々です。
夫が女性として見てくれなくなった、結婚生活がマンネリ化してつまらない等の理由も考えられます。
女性として見られたい
女性としてもう一度見てもらいたいという理由もあります。
結婚生活が長くなると、新婚時代と比べて夫婦の生活から刺激が失われていくものです。
頻繁に夫婦で楽しんでいた性交渉もなくなり、子どもができれば子ども中心の生活となります。夫からは母親としての役割を期待されるかもしれません。
今一度、自分を女性として見てくれる男性がいれば、不倫に走ってしまう可能性も考えられます。
性行為をしたい
妻が夫への欲求不満を満たすため、他の男性との不倫に走る場合もあります。
妻に性欲的欲求があるのに、夫がその気にならなければ、性交渉のない状態が続いてしまうでしょう。
夫が女性として見てくれなくなり、性交渉にすっかり消極的となったという原因が考えられます。
孤独が寂しい
特に専業主婦の場合は自宅に一人きりとなる時間が長く、孤独を感じてしまい、寂しさから不倫に走ってしまうケースもあるでしょう。
夫が働きに出ていても、子どもが小さいうちはいろいろ世話をしているので、孤独を感じる状況にはなりにくいかもしれません。
しかし、子どもが小学校・中学校・高校と進学すれば、家にいない時間も多くなります。妻に、「自宅に一人取り残されてしまった」という感情が芽生えることもあるでしょう。
孤独を紛らわすため、不倫をしてしまう可能性も考えられます。
刺激がほしい
平穏な日常ではあるものの、次第に生活がマンネリ化し、刺激を求めて不倫に走る可能性があります。
夫と違う男性から刺激を受け、自分をリフレッシュしようと考えているのかもしれません。
夫も妻と2人だけで旅行し、非日常を味わう機会の創出に努めたら、不倫を抑制できる場合があるでしょう。
妻が不倫した場合の適切な対処法
妻の不倫が発覚しても感情的になるのは避け、今後どうするのかを冷静に検討しましょう。
弁護士と相談すれば、的確なアドバイスやサポートが得られます。
弁護士への相談
弁護士は相談者の事情を聴いたうえで、次のようなアドバイスをします。
- 集めた証拠は有力な証拠といえるか
- 妻との婚姻を継続するか離婚するか
- 離婚や慰謝料を協議するコツ
- 調停や裁判で解決を図る方法
- 弁護士を代理人とするメリット
弁護士を代理人として依頼すれば、妻や不倫相手との協議の他、調停・裁判の手続き等も任せられます。
相談・依頼を行う場合は、夫婦問題に精通した法律事務所の弁護士を選びましょう。実績豊富な弁護士かどうかは、法律事務所のホームページ・サイト等で、ある程度確認できます。
証拠収集
妻の不倫の証拠をできる限り集めましょう。
証拠を揃えておけば、協議や調停で離婚や慰謝料請求の話し合いを有利に進められます。特に訴訟提起を検討しているときは、有力な証拠を得ておく必要があります。
有力な証拠がなければ、裁判所から妻の不倫(不貞行為)を認めてもらえず、離婚や慰謝料(損害賠償)に関する自分の主張が通りづらくなります。
不倫(不貞行為)の有力な証拠といえるのは、次のような画像・動画・書面です。
- 妻と不倫相手の性行為の画像・動画、性行為が推認できる画像・動画(例:2人がラブホテルへ出入りする画像・動画等)
- 中絶に関する証明書等
性行為の画像・動画を証拠とする場合、たとえば妻が自宅に不倫相手を連れ込み、性行為に及んだ一部始終を、隠しカメラで撮影する方法があります。
ただし、妻や他の家族に気づかれないように、慎重に設置場所を選ばなければなりません。
妻の尾行や張り込み、不倫現場の撮影などをしたいときは、プロである探偵に任せた方が成功率は上がるでしょう。
基本的に探偵は2人以上で調査活動を行うため、妻や不倫相手に発見されるリスクも軽減されます。
一方、妻が不倫相手と性交を繰り返して妊娠・中絶した証明書類も、重要な証拠となります。ただし、迅速に破棄・処分している可能性が高く、証明書類の確保は困難といえるでしょう。
その他、不倫相手とのメールやLINEのやり取り、自分と妻が利用した覚えのないホテル領収書等も証拠の1つとなります。
冷静な対応
妻の不倫がわかったとしても、何とか怒りの感情を抑え、冷静な対応を心がけましょう。
感情を抑えきれず、妻や不倫相手に暴言を吐いたり、暴力を加えたりすると、刑事責任を問われる可能性があります。
軽率な行動をとると、自分自身が不利な立場となるでしょう。
妻と顔を合わせると口論になりそうなときは、別居を検討するのもよい方法です。
別居すれば今後どうすべきかを冷静に考えられます。
離婚の検討
不倫した妻をこれ以上信用できない、または子どもに悪影響が出ると思うのであれば、離婚を検討した方がよいかもしれません。
まず妻との離婚協議から始めますが、弁護士を交渉役に立てた方がよい場合もあります。
協議がまとまらないときは、家庭裁判所へ調停申立て、調停不成立なら離婚訴訟の提起等、夫婦問題を解決する方法はいくつか用意されています。
慰謝料請求
妻や不倫相手に慰謝料を請求することもできます。ただし、適正な金額を請求しないと、話がまとまらないでしょう。
妻・不倫相手に請求する慰謝料の相場は概ね次の通りです。
- 離婚を希望する場合:慰謝料200〜300万円
- 離婚を希望しない場合:慰謝料50〜100万円
双方に請求するのではなく、妻あるいは不倫相手だけに請求することもできます。
妻に慰謝料を請求したいときは、離婚条件・財産分与を決めるときに柔軟に対応する方法も検討するとよいでしょう。
離婚を進めるときは、慰謝料で請求するか、それとも財産分与で慰謝料分だけ多めに共有財産(夫婦で協力して得た財産)を受け取るかは、夫婦間の取り決め次第です。
妻の不倫でお困りなら春田法律事務所にご相談を
今回は夫婦問題の解決に尽力してきた弁護士が、妻が不倫した場合の適切な対処法等について詳しく解説しました。
春田法律事務所は夫婦問題の協議や裁判に実績豊富な法律事務所です。妻の不倫で悩むときは、弁護士と対応の仕方をよく相談しましょう。
※内容によってはご相談をお受けできない場合がありますので、ご了承ください。