盗撮に強い弁護士を埼玉で見つける方法について徹底解説

最終更新日: 2023年01月10日

盗撮に強い弁護士を埼玉で見つける方法について徹底解説

  • 盗撮に強い弁護士は何が違うの?
  • 盗撮に強い弁護士なのか判断する方法は?
  • どのように盗撮に強い弁護士を見つけるの?

盗撮事件の弁護を依頼したいと思ったとき、これらの疑問を持たれる方も多いことと思います。弁護士は大勢いますが、それぞれ専門は異なります。せっかくなら盗撮事件に強い弁護士に依頼したいところです。

今回は盗撮事件を数百件解決してきた専門弁護士が、盗撮事件の弁護士の選び方について解説します。

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この記事を監修したのは

代表弁護士 春田 藤麿
代表弁護士春田 藤麿
第一東京弁護士会 所属
経歴
慶應義塾大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
都内総合法律事務所勤務
春田法律事務所開設

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盗撮に強い弁護士を埼玉で依頼するには?

盗撮に強い弁護士を埼玉で依頼するには?大勢いる弁護士の中から盗撮事件に強い弁護士はどのようにして見つけ、依頼すれば良いのでしょうか。以下、その方法についてご説明します。

  • 盗撮に強い弁護士は何が違う?
  • 盗撮に強い弁護士かどうかの判断方法
  • 盗撮に強い弁護士を見つける方法

盗撮に強い弁護士は何が違う?

そもそも、盗撮に強い弁護士は他の弁護士とは何が違うのでしょうか。主な違いについて見て行きましょう。

逮捕を回避できる

まずは逮捕を回避できる点が挙げられます。

逮捕されますと、日常生活に多大な不利益が発生します。仕事や家庭を失うかもしれません。盗撮に強い弁護士は、捜査機関に働きかけることによって、身柄拘束はせずに捜査を進めてもらうようにします。

早期に釈放できる

逮捕、勾留されている場合には早期に釈放できる点も挙げられます。

身柄拘束期間は最長23日に及びます。このような長期の勾留を回避するために、盗撮に強い弁護士は、検察官、裁判所に対して様々な手段で勾留を解くよう働きかけ、一日でも早く釈放できるように動きます。

示談ができる

盗撮事件で処分を避ける、処分を軽くするためには被害者との示談が非常に重要です。

すんなりと示談が成立することもありますが、被害者側の怒りが強く交渉が難航することもあります。そのような場合も、盗撮事件に強い弁護士であれば、多数の示談交渉から得た知識、経験を駆使して、示談が成立するよう全力を尽くします。

不起訴にできる

盗撮事件では最終的に検察官が起訴するか、不起訴にするかの判断をします。

盗撮したことを認めている場合には被害者との示談や、説得力のある再犯防止策を示すことで不起訴を求めて行きます。一方、盗撮したことを否認している場合には、嫌疑不十分となるよう取り調べなどの捜査に対する戦略を立てます。

盗撮事件に強い弁護士であれば、このようにして不起訴処分の獲得に全力を尽くします。

盗撮に強い弁護士かどうかの判断方法

盗撮に強い弁護士が他の弁護士と何が違うのかについてお分かりいただけたかと思います。次は、そのような弁護士であるのかについてどのように判断すれば良いのかについてご説明します。

解決実績は沢山あるか

まず、盗撮事件の解決実績が沢山あるかどうかです。100件以上の解決実績があるかどうかが一つの目安になります。

多くの解決実績があることで、釈放や示談についてより高い確率で成功することを期待できます。

スピーディーに動いてくれるか

スピーディーに動いてくれるかも重要な判断基準となります。

逮捕、勾留されている場合には迅速に動いてくれるかどうかによって釈放されるタイミングも数日単位で異なってきます。在宅事件の場合も、迅速に動いてくれることによって、捜査に対して後手に回ることを避けられ、また示談も成立しやすくなります。

話をよく聞いてくれるか

三点目として、依頼者の話を親身に聞いてくれるかどうかです。

被疑者となりますと、今後どうなるのか、前科がつくのかなど日々不安を抱えることになります。そのような不安があるときに、いつでも話を聞いてくれて疑問に答えてくれる弁護士であれば、事件の解決に向けても全力を尽くしてくれるでしょう。

盗撮に強い弁護士を見つける方法

盗撮に強い弁護士かどうかの判断方法についてご説明しましたが、最後に、そのような弁護士を見つける方法についてご説明します。

知人の紹介

まず、知人から弁護士を紹介してもらうことが考えられます。しかし、盗撮に強い弁護士の数は多くはありませんので、たまたま知人がそのような弁護士を紹介してくれる可能性は低いでしょう。

弁護士会の紹介

次に、弁護士会に紹介を依頼してみることも考えられます。しかし、弁護士の紹介をしていないという弁護士会もありますし、そもそも、弁護士会はどの弁護士が盗撮に強い弁護士なのか把握していません。

よって、弁護士会から紹介を受けることはできません。

インターネットで調べる

盗撮に強い弁護士を見つける方法は、やはりインターネット検索です。

例えば、「盗撮に強い弁護士」などと検索すれば、盗撮事件を扱う弁護士が検索結果に表示されます。

ただし、その全員が本当に盗撮に強い弁護士かどうかはわかりません。先ほどご説明しました、3つの判断基準を踏まえて、その中から盗撮に強い弁護士を探す必要があります。

盗撮に強い弁護士による埼玉での解決事例

盗撮に強い弁護士による埼玉での解決事例さて、盗撮に強い弁護士について様々なご説明をしましたが、ここでは盗撮事件の基本的な流れを把握したうえで、そのような弁護士による実際の解決事例について見てみましょう。

  • 盗撮事件の解決までの基本的な流れ
  • 電話とメールで示談を成立させた事例
  • 減額のうえ示談を成立させた事例
  • 妻に知られることなく解決した事例

盗撮事件の解決までの基本的な流れ

逮捕勾留されていない在宅事件の場合、通常は2か月、3か月ほどで警察から検察庁へ事件を送致し、その後、1か月、2か月ほどで検察官が起訴するかどうかを決定します。

一方、逮捕された場合には、逮捕から48時間以内に警察は検察庁へ事件を送致し、そこから24時間以内に検察官は裁判官に勾留請求し、裁判官が勾留を決定します。

勾留決定が出ると延長期間も含め最大20日間勾留され、勾留最終日に検察官が起訴するかどうかを判断します。

以上を踏まえ、いくつかの解決事例を見てみましょう。

電話とメールで示談を成立させた事例

依頼者は出張で新幹線に乗車中、斜め向かいに座っていた若い女性の、スカートから伸びた太ももあたりをスマートフォンで撮影しました。

その後、依頼者は居眠りをしていたところ、警備員に起こされ、スマートフォンを出すよう求められました。そして、先ほどの盗撮データを確認されたことから、次の停車駅で降ろされ、警察に引き渡されました。

依頼者は被害者との示談をすべく当事務所に依頼をしました。

被害者は遠方に住む方だったため電話とEメールにて示談交渉を進めました。50万円であれば示談に応じるということでした。相場よりも高い金額ではありましたが、依頼者は直ぐに示談を成立させたいということでしたので、50万円で示談を成立させました。

その後、書類送検をされましたが、示談が成立していることを踏まえ、不起訴処分(起訴猶予)となり本件は解決となりました。

減額のうえ示談を成立させた事例

依頼者は同僚とお酒を飲んだ帰りの電車内で、向かい側に座った女性のスカートが短く下着が見えていたことから、膝の上に置いた鞄の下からスマートフォンのカメラのレンズを女性の方向へ向けて盗撮をしました。

電車を降りようと立ち上がったところ女性も立ち上がり依頼者の方へ寄ってきたため、ばれたと思い走って逃げようとしたところ他の乗客に取り押さえられ、警察官に引き渡されました。一晩警察署に留置され、翌日、妻が身柄引受人となって釈放されました。

依頼者は被害者との示談交渉を依頼すべく当事務所に連絡をしました。

被害者は19歳の未成年でした。弁護士から被害者に連絡をしたところ、非常にお怒りでした。示談すること自体には反対していませんでしたが、示談金として100万円を希望していました。

被害者が未成年者の場合、示談金は多少高くなる傾向があるにしても100万円は高額過ぎました。時間が経つことで被害者が考えを改めることもあるため、しばらく示談交渉は保留することとしました。

約3か月後、警察から検察庁へ書類送検されました。改めて被害者と示談金について話し合ったところ、40万円にて示談が成立しました。その後、示談が成立していることを踏まえ、検察官は不起訴処分(起訴猶予)とし、本件は解決しました。

妻に知られることなく解決した事例

依頼者は地下街のエスカレーターで女性のスカート内をスマートフォンにて盗撮しました。盗撮したことを被害者に気が付かれてしまい、逃走しました。その約3か月後、警察から依頼者の携帯電話に電話があり、出頭するよう求められました。

事件について妻に知られることを防ぐために、依頼者は当事務所に連絡をしました。

警察署に出頭した場合、身柄を引き受けてもらうために、警察から妻に連絡が行くことになります。そこで、弁護士において身柄引受をすることで警察から妻に連絡をすることは控えてもらいました。

その後、弁護士から被害者に連絡をして示談交渉をしたところ、30万円にて示談が成立しました。書類送検の後、検察官は、示談が成立していることを踏まえ不起訴処分(起訴猶予)としましたので、本件は解決となりました。

盗撮に強い弁護士を埼玉で依頼するのにかかる費用は?

盗撮に強い弁護士を埼玉で依頼するのにかかる費用は?最後に、弁護士費用について確認しておきましょう。

弁護士費用は、法律相談料、接見日当、着手金、成功報酬金といった内訳があります。法律相談料は依頼した場合にはその後は通常かかりません。接見日当は設定している法律事務所もあれば設定していない法律事務所もあります。

着手金の相場は30万円から50万円、成功報酬金は、示談、身柄解放、不起訴獲得などの結果に応じてそれぞれ10万円から30万円ほどが設定されます。

これらを含めたトータルの弁護士費用の相場としては60万円から80万円ほどといえます。

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まとめ

以上、盗撮事件に強い弁護士に依頼する方法について解説しました。

盗撮事件で逮捕を回避したい、勾留から釈放されたい、前科を避けたいなどのご要望がある場合は、手遅れになる前に盗撮に強い弁護士にご相談ください。

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