不倫問題で弁護士に相談したらいくらかかる?費用相場とメリットを徹底解説
最終更新日: 2025年05月27日
不倫問題を弁護士に相談する際の費用は、対応範囲や目的によって異なりますが、相場としては10万円〜40万円前後が一般的です。
慰謝料を請求したい場合と、請求された場合とでは必要な対応も異なり、それに応じて費用も変動します。
「高いから…」と自己判断で対応してしまうと、慰謝料がもらえなかった・払いすぎた・裁判に発展したなど、かえって損失が大きくなることも。
この記事では、不倫問題における弁護士費用の内訳や支払い事例、費用対効果について、法律初心者の方にもわかりやすく解説します。
不倫トラブルにおける弁護士費用の内訳と相場
弁護士費用は、いくつかの要素に分かれています。代表的な項目は以下の通りです:
費用項目 | 内容 | 相場の目安 |
初回相談料 | 初回の面談・電話・LINEなど | 0円〜5,000円 |
着手金 | 解決に向けた活動を始めるための費用 | 10万〜30万円 |
報酬金 | 慰謝料の獲得や請求回避が成功した際の報酬 | 得られた(または免れた)金額の10〜20%前後 |
示談書作成費 | 合意内容の法的文書化 | 3万〜5万円程度 |
裁判対応費 | 裁判になった場合の追加費用 | +10〜20万円 |
料金体系は事務所によって「定額制」「成功報酬型」「完全後払い」などバリエーションがあります。
請求する側とされた側で費用はどう変わる?
請求する側(慰謝料を取りたい人)
成功報酬型が主流。初期費用を抑えて依頼できることも。
請求された側(慰謝料を払いたくない・減額したい人)
着手金+交渉費用が重視される傾向。防御型コストとして捉える。
対応内容ごとの費用イメージ
対応範囲 | 内容 | 費用の目安 |
相談のみ | 状況整理・アドバイス | 無料〜1万円程度 |
示談交渉まで | 相手との交渉、示談書作成 | 15万〜35万円程度 |
訴訟対応含む | 訴状作成・裁判出廷 | 25万〜50万円程度+成功報酬 |
弁護士に依頼することで得られるメリット
「弁護士費用って高いのでは?」と思われがちですが、損失を防ぎ、精神的・時間的コストを大きく下げられる点では、むしろ“安い投資”とも言えます。
- 慰謝料を正当に獲得・防御できる
- 相手との直接交渉が不要になり精神的負担を軽減できる
- 曖昧な示談で後から「再請求」されるリスクを防げる
- 裁判への移行を未然に防げるケースも多い
実際の相談事例
慰謝料請求で180万円の回収(30代女性)
配偶者の不倫相手に慰謝料請求。証拠整理と交渉を弁護士に任せ、示談金180万円の獲得に成功。
報酬は成功報酬制で、依頼者の自己負担は約30万円。
300万円の慰謝料請求 → 90万円に減額(40代男性)
ダブル不倫の発覚後、相手配偶者から高額請求。
弁護士が「破綻状態にあった」「証拠不十分」を主張し、210万円の減額に成功。分割払いで和解。
まとめ|弁護士費用は安心と納得のための“防衛コスト”
- 不倫に関する弁護士費用は10〜40万円が相場
- 内容証明・交渉・示談・裁判など、対応内容で変動
- 請求側/請求された側ともに「損を防ぐ」意味で有効な投資
当事務所では初回相談無料・事前見積もり・分割対応で、安心してご利用いただけます。
一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
状況に合った最善の対応をご提案いたします。
よくある質問(FAQ)
Q:弁護士費用をかけてまで依頼する価値はあるの?
はい。費用だけを見れば負担に感じるかもしれませんが、不当な請求を防いだり、納得できる形で慰謝料を請求・解決できるという面では、非常に大きな価値があります。
Q:着手金と成功報酬って両方必要なんですか?
事務所によって異なります。
「着手金あり+成功報酬」型と、「完全成功報酬制」型の2つが主流です。
型によって、着手金と成功報酬が両方必要な場合があります。
Q:もし相手が和解に応じなかったら、追加費用は発生しますか?
はい。示談が成立せず、裁判に進んだ場合には、訴訟対応費用が追加で発生することが一般的です(相場10万〜20万円)。
ただし、当事務所では事前にご案内したうえで対応いたしますので、後から不意に請求することはありません。
Q:支払方法は一括だけですか?分割払いはできますか?
当事務所では分割払いにも対応しております。
たとえば「着手金を2回に分ける」「成功報酬を慰謝料支払い後に回す」など、ご事情に応じて柔軟に調整が可能です。
Q:自分で示談交渉すれば、費用はかからないのでは?
確かに自力で交渉することも可能ですが、
- 言葉選びを間違えて逆に訴訟へ発展した
- 示談書の内容が曖昧で再請求された
- 相場よりはるかに少ない金額で示談してしまった
といったケースが実際に多くあります。
費用をかけてでも「安心と確実性」を得ることは、大きなメリットといえます。
※内容によってはご相談をお受けできない場合がありますので、ご了承ください。