不倫がSNSで発覚?専門家が教える証拠の探し方と注意点

最終更新日: 2023年12月22日

不倫がSNSで発覚?専門家が教える証拠の探し方と注意点

  • 夫・妻がスマホで不倫相手と連絡を取っているようで何とか中身を確認したい
  • 不倫相手とのやり取りのSNSやメールは強力な証拠になるだろうか
  • 不倫相手とのやり取りをSNS等で確認したときの対応で注意すべき点は?

最近、夫や妻が片時もスマートフォンを肌身離さず持ち歩いている、やたら外出するようになった等妻に不審な行動が目立ち、「不倫しているのではないか?」と疑念を感じている人もいるでしょう。

もしスマートフォンのSNSアプリやメール等で不倫相手と連絡を取っているとしたら、その内容を確認したいと思うこともあるでしょう。

そこで今回は、多くの民事事件に携わってきた専門弁護士が、不倫相手とのSNSのやり取りは不倫の証拠になるか、SNSで妻・夫の不倫を確認したときに注意すべき点等を詳しく解説します。

本記事のポイントは以下です。お悩みの方は詳細を弁護士と無料相談することが可能です。

  • SNSでのやり取りやスマートフォン内に保管している画像や動画で不倫を確認できる可能性がある
  • SNSでのやり取りの記録だけでは強力な不倫の証拠にはならない
  • SNSばかりではなく、その他の証拠も集めて離婚等の交渉を有利に進めた方がよい

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この記事を監修したのは

代表弁護士 春田 藤麿
代表弁護士春田 藤麿
第一東京弁護士会 所属
経歴
慶應義塾大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
都内総合法律事務所勤務
春田法律事務所開設

詳しくはこちら

不倫の証拠はSNSからも出てくる

こちらでは妻や夫のSNSを確認したときに得られる可能性のある不倫の情報について紹介します。

不倫相手のアカウント

まず不倫相手のSNSアカウントが分かります。このアカウントの持ち主を探り、不倫の証拠やどのような場所・ホテルで性行為をしているのか探っていけます。

ただし、配偶者のアカウントを使っていきなり不倫相手に連絡するのは控えましょう。

不倫がバレたと焦った不倫相手が、SNSのアカウントを削除する可能性もあります。

更なる確実な証拠を掴むため、不倫相手のSNSアカウントを発見しても、まずは確認だけにとどめましょう。

やり取り

不倫の疑いのある相手とのやり取りを確認しましょう。

単なる友人と会う約束をしただけなのか、職場の人の業務連絡なのか慎重に区別する必要があります。

次のような内容のやり取りをしている人物がいれば、不倫相手と見て間違いないでしょう。

(例)

  • あのホテルはベッドが回って楽しかった。また行こう。
  • 一緒に入ったお風呂のイルミネーションが綺麗だったわ。
  • 今度するときはコンドーム忘れないでね。

性行為に関しての内容や施設の話題が載せられているかどうかをよく確認しましょう。

不倫場所

夫・妻のSNSで不倫場所を特定できる可能性があります。

不倫相手とのやり取りに待ち合わせ場所や時間が明記されているかもしれません。

(例)

  • ホテル〇〇付近で待っている。今夜も楽しもう。(送信日時)
  • 〇時〇分に、いつものホテルで待ち合わせしよう。旦那にバレないよう気を付けてね。(送信日時)
  • 〇駅から一緒に歩いてホテルへ行きましょう。〇時には駅へ到着するわ。(送信日時) 等

このような過去のやり取りをたどっていくと、今後不倫する可能性のある場所をある程度予測できます。

写真・動画

不倫相手が性行為をする場合に、一方または双方が高揚して性行為の画像や動画を撮影する可能性があります。

スマートフォン等にその画像や動画が保管されていれば、不倫を追及するときの強力な証拠となります。

SNSは証拠になるか

夫・妻の利用するスマホのSNSやメールで不倫を確信しても、不倫相手とのやり取りの記録だけで確実な証拠を掴んだとはいえません。

あくまでSNS等でのやり取りの記録は、更なる確実な証拠を掴むためのきっかけ・資料の一部に過ぎません。

ただし、スマートフォン内に不倫相手との性行為の画像・動画が保管されている、不倫相手が悪ふざけで配偶者宛てのダイレクトメッセージに性交画像・動画を送ったという場合、それらは動かし難い証拠となります。

スマートフォン内に保管されている画像・動画が次のような状態であれば、離婚手続きや慰謝料請求を有利に進められます。

  • 性交中の配偶者と浮気相手の顔がしっかりと映っている
  • 性行為をしている配偶者の声(例:笑い声や喘ぎ声)がしっかり録音されている 等

不倫したと判断できるSNS証拠の探し方

こちらでは、SNSからの証拠の探し方と証拠の保管方法について説明します。

個人を特定できる情報

SNSでは不倫相手が実名でやり取りするケースはまずないでしょう。

ハンドルネーム(ペンネーム)で連絡を取っているケースがほとんどです。SNSのやり取りを慎重に確認し、不倫相手を特定していきましょう。

ただし、SNSやメールを調べるだけでは、なかなか不倫相手がどのような人物なのか、氏名や住所、職業等はわからない可能性があります。

そこで、SNSで得た情報をもとに、探偵社のような調査会社に依頼し、調査してもらうのも、個人を特定する有効な方法です。

メッセージの送受信日時

送受信日時をチェックすれば、いつどのような時間帯に不倫相手と会う連絡を取っているのかがわかります。

たとえば、不倫相手と会う前日に送受信をしていれば、それを踏まえて夫・妻に尾行をしたり、不倫相手との性行為に利用するラブホテル等の付近で張り込んだりすることも可能です。

ただし、素人がこのような調査を行うと、配偶者や不倫相手から発見されてしまうおそれがあります。

そのため、送受信日時等を確認できたとしても、その情報は調査会社に提供して調査活動に役立ててもらった方がよいでしょう。

会話の流れ

不倫相手との会話の流れを追っていけば、次のような内容が判明する可能性があります。

  • 不倫相手と性行為を楽しむラブホテル等、不倫相手との食事の場所や、遊ぶスポット
  • 配偶者である自分の悪口(例:お金をあまりくれない、マンネリでつまらない等)
  • 妊娠してしまい不倫相手と相談しているやり取り 等

目を覆いたくなる会話のやり取りが記録されているかもしれません。だからといって、激高して配偶者や不倫相手とトラブルになるのは避けましょう。

不倫当事者への責任追及は法律に則り、粛々と進めた方がよいです。

スクリーンショット

SNSでのやり取りは必ず証拠として残しておきましょう。

たとえば、SNSのやり取りをスクリーンショットなどで撮って保存します。

ただし、通常のスクリーンショットでは、画面に表示されている範囲しか保存できません。

そこで、次のような内容がわかるように保存しましょう。

  • 誰と誰のやり取りか
  • 送受信日時
  • 前後の会話の流れ

不倫をSNSで見つけたときにしてはならないこと

SNSで妻・夫の不倫がわかっても、性行為の画像や動画が確認できない場合、強力な証拠とはなりません。

たとえ不倫がわかっても、怒りに任せて行動するのは避けましょう。

不倫を問い詰める

妻・夫の不倫が間違いないと確信しても、裏切られたという怒りに任せて問い詰めるのはNGです。

まして配偶者と口論となり手をあげてしまうと、自分が離婚交渉や慰謝料請求を行うときに不利となります。

不倫相手とのSNSのやり取りを知っただけでは、十分な証拠とはいえません。ここは怒りを抑えて、確実な証拠を掴むための対応に移りましょう。

不倫相手への接触

SNSから不倫相手の個人情報が特定できた場合も、いきなり会って問い詰めるようなことは避けましょう。

お互いにエキサイトしてケンカになれば、ますます問題の解決が難しくなるだけです。強力な証拠を収集したうえで、不倫相手に慰謝料請求を行い、責任をとってもらいましょう。

不倫をSNSで見つけたときにすべきこと

SNSやメールで不倫に関するやり取りを確認しても、それだけでは確実な証拠とはいえません。

夫・妻との離婚や不倫相手への慰謝料請求を有利に進めたいのであれば、準備をしっかり整えておく必要があります。

他の証拠集め

SNSやメールで判明し、得た情報をもとに、さらに不倫の確実な証拠を集めていきます。

裁判離婚の場合、裁判所に離婚と慰謝料請求を認めてもらうためには、配偶者と不倫相手との性行為の明確な証拠が必要です。

そのため、配偶者と不倫相手との性交画像・動画や、2人でラブホテル等に出入りする画像・動画等、性行為自体または性行為が強く推認できる証拠物を用意しなければなりません。

このような証拠物は素人が容易に得られるものではないので、調査会社の協力の下で、確実な証拠の収集に当たった方がよいです。

弁護士への相談

SNSで妻・夫の不倫がわかった場合は、まず弁護士に相談しましょう。

弁護士は相談者の事情をよくヒアリングしたうえで、主に次のようなアドバイスを行います。