窃盗事件に強い弁護士が名古屋の地域事例と解決プランを徹底解説!

最終更新日: 2022年07月12日

窃盗事件に強い弁護士が名古屋の地域事例と解決プランを徹底解説!

・名古屋の窃盗事件の実態を知りたい
・名古屋での窃盗犯罪と弁護事例を整理したい
・窃盗事件に強い弁護士を見極めるポイントとは何だろうか?

窃盗事件を起こしたときには、現行犯逮捕だけではなく、防犯カメラの映像や目撃者の証言をもとに、後日逮捕されることも珍しくありません。窃盗事件で逮捕された場合、警察から事情聴取や取調べを受け、捜査機関は逮捕・起訴、もしくは刑事裁判で有罪立証の証拠固めを行います。

逮捕された後どのようなことがあるのか、もしくはどのように解決すればいいか分からないと、大きな不安を感じるものです。しかし、名古屋での窃盗事件に強い弁護士に依頼すれば、問題解決の大きな味方になってくれるはずです。

そこで今回は、名古屋で窃盗事件に強い弁護士が、窃盗事件の事例や弁護事例と、弁護士の見極めポイントについて解説します。

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この記事を監修したのは

代表弁護士 春田 藤麿
代表弁護士春田 藤麿
第一東京弁護士会 所属
経歴
慶應義塾大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
都内総合法律事務所勤務
春田法律事務所開設

詳しくはこちら

窃盗事件に強い弁護士が見る名古屋の実態・地域性

まずは、名古屋での窃盗事件と弁護士に関する基礎知識として、以下の2つを解説します。

  • 名古屋の窃盗事件の実態・地域性
  • 名古屋で窃盗事件に強い弁護士の特徴

それでは、1つずつ解説します。

名古屋の窃盗事件の実態・地域性

1つ目は、名古屋の窃盗事件の実態・地域性です。

愛知県は、全国的に見ても侵入盗が多い県で、平成30年までは12年連続で侵入盗件数が一番多い都道府県でした。特に平成30年は、ワースト2位との差が約70件と突出していました。また、市町村別に見ると人口が集中していることもあり名古屋市が一番多く侵入盗の被害が報告されています(出典1)。

近年侵入盗件数は減少しているものの、令和2年の統計でも愛知県の侵入盗件数は全国6位でした。また、1件当たりの被害額は増加傾向にあることに留意する必要があります(出典2)

また、愛知県内で比較すると名古屋市部ではひったくり・自動車盗・自転車盗の割合が多いことも特徴で、愛知県全体におけるこれらの発生件数の4割以上は、名古屋市部で発生しています(出典3)。

特に、自動車盗は平成27年まで全国の都道府県で最も多く発生していました。令和2年は全国4位でしたが、以前として自動車盗が多い傾向が見られます(出典4)。

名古屋で窃盗事件に強い弁護士の特徴

2つ目は、名古屋で窃盗事件に強い弁護士の特徴です。窃盗事件に強い弁護士の特徴を、以下の表にまとめました。

警察への自首に弁護士が同行 ・窃盗の現場では逮捕されなくても、後日警察に逮捕されることもある(後日逮捕)
弁護士と警察に自首することで逮捕の回避を目指す
窃盗事件での逮捕後の流れを理解 ・初めて警察にお世話になる方は不安に感じるもの
・事件内容により、示談など逮捕後の流れを弁護士に教えてもらうことができれば安心
釈放への対応がスムーズ  逮捕されてからなるべく早く釈放してもらえるよう、弁護士が対応
示談経験が豊富 ・被害者と示談が成立すれば不起訴で前科付かない可能性が飛躍的に高まる
・示談にはタイミングや交渉内容にコツがあり、示談経験豊富な弁護士のアドバイスがあると安心
警察に話すべき内容を整理 ・警察に犯人と決めつけられる(冤罪)事例は珍しくない
・警察に一度話した内容を覆すことは困難なので、事前にどのような内容を話すと有利か弁護士と打合せすると安心

 

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窃盗事件で弁護士が担当した名古屋の犯罪と事例

ここでは、名古屋での窃盗犯罪と弁護事例として、3つの事例を解説します。

万引きで現行犯逮捕後に服役回避となった事例

1つ目の事例は、スーパーで万引きをして警備員に現行犯逮捕された、80代高齢者の家族からの依頼です。

相談内容 ・勾留はされず、在宅事件として捜査を受けていた
・高齢者は過去にも万引きを繰り返しており、当時執行猶予中
・実刑判決を回避したいと家族より依頼
解決の流れ  ・高齢者は、窃盗症(クレプトマニア)などの精神疾患や認知機能の低下により、犯行に及んだ可能性があった
・専門医の診断の結果、窃盗症の診断がくだされ、客観的検査結果から認知機能の低下も確認
・検察官からは起訴されたものの、公判では医師の意見書や治療経過を示したうえ、家族が監督状況の本件以前の変化を説明
裁判所は再度の執行猶予を認め、服役を回避

 

財布窃盗で示談交渉後不起訴処分獲得の事例

2つ目の事例は、酔い潰れて寝ていた男性から財布を抜き取ろうとして、その場で警察官に現行犯逮捕された大学生の母親からの依頼です。

相談内容 ・大学生は友人と飲んでいたところ犯行に及び、たまたま犯行を現認していた警察官により逮捕
・母親から当事務所に依頼があった当時は勾留されていた
解決の流れ

・担当刑事によると、共犯者である友人はすでに準抗告が認容されて釈放済み
・裁判所に準抗告の申立てをして釈放させ、その後に被害者と示談交渉をする方針に決定
・勾留が続けば必修科目を落として留年の恐れがあったため、早期釈放が必要であった
・依頼の翌日に裁判所に準抗告の申し立て、その日のうち準抗告認容の決定が出て釈放
その後被害者と10万円にて示談が成立
・翌月不起訴処分となり本件は解決

繰り返しの万引きで服役回避した事例

3つ目の事例は、同じコンビニで食料品を繰り返し万引きをして店長に現行犯逮捕された方からの依頼です。

相談内容 ・依頼があった当時は、店長に現行犯逮捕されて勾留中
・依頼者は少年時代から複数回窃盗の前科前歴あり
・今回は執行猶予中の犯行
解決の流れ ・執行猶予中の再犯のため、実刑判決となる可能性が高かった
・被害店の店長は激怒しており、示談や被害弁償は受けてもらえなかった
・接見で依頼者と話す中で依頼者に知的障害の疑いがあったため、保釈後に専門の医療機関を受診した結果、発達障がいが犯行に影響した可能性を認めた
・更生、再犯防止のために知的障害者を支えるNPO法人に協力を要請
・公判では同NPO法人の方に証人として出廷を依頼し、更生支援計画も示す
検察は実刑判決を求めたが、裁判所は再度の執行猶予を認め服役を回避

 

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窃盗に強い弁護士の名古屋プランと費用

ここでは、名古屋で窃盗逮捕に強い当法律事務所の弁護プランと費用について解説します。

  • 解決までの流れ
  • 弁護士費用

それでは、1つずつ解説します。

解決までの流れ

当法律事務所に依頼してから解決するまでの流れは、以下のとおりです。

  1. 電話相談
  2. 来所相談
  3. 依頼
  4. 弁護活動
  5. 公判

詳しくは、下記のページをご覧ください。

関連記事:解決までの流れ

弁護士費用

ここでは、弁護士費用について解説します。

すでに釈放されて
いるとき
着手金 30万円(税込33万円)
不起訴処分など成功報酬金  20-50万円(税込22-55万円)
逮捕・勾留されて
いるとき
着手金  30万円(税込33万円)
釈放・勾留短縮の成功報酬金 20万円(税込22万円)
不起訴の成功報酬金 20-50万円(税込22-55万円)
公判(裁判)が
行われるとき 
着手金  30万円(税込33万円)
保釈の成功報酬金  10-20万円(税込11-22万円)
起訴猶予の成功報酬金  0-50万円(税込0-55万円)

 

詳しくは、以下をご覧ください。

関連記事:弁護士費用

窃盗事件に強い弁護士を名古屋で探す際の見極めポイント

ここでは、弁護士の見極めポイントについて3つ解説します。

  • 解決実績の豊富さ
  • 即日接見など直ぐに対応してくれる
  • コミュニケーションを大切にしてくれる

それでは、1つずつ解説します。

解決実績の豊富さ

弁護士の見極めポイント1つ目は、解決実績の豊富さです。

被害者や警察との交渉や裁判では、依頼者は少しでも不利でない条件で解決したいと考えます。しかし、ほとんどの依頼者は、どのように交渉や裁判を進めればいいのか分からないものです。これでは、不利ではない条件で解決することは非常に困難です。

その点、解決実績が豊富な弁護士がサポートしてくれれば、客観的事実に加えて、依頼者、加害者の主張も十分に理解した上で、お互いが最も納得いく可能性が高い解決策を立案し、交渉を進めてくれます。

また、警察との交渉や裁判においても、弁護士の経験をもとにどうすれば依頼者が少しでも不利でない条件で解決まで話を進められるかアドバイスをくれることでしょう。

即日接見など直ぐに対応してくれる

弁護士の見極めポイント2つ目は、即日接見などすぐに対応してくれるかどうかです。

特に、初めて窃盗事件を起こしてしまった依頼者にとっては、逮捕された後にどのような流れで取調べや裁判などが進むのか分からないため、不安に感じても無理はありません。どうすればいいのか、誰に相談すればいいのか分からなければ、時間だけが過ぎていくだけで、不安や悩みが解決させることはありません。

その点、即日接見などすぐに対応してくれる弁護士を味方につければ、速やかに依頼者と連絡をとり問題解決に向けて迅速に動いてくれるので、依頼者に安心感をもたらしてくれる上に、時間のロスもなくしてくれます。

コミュニケーションを大切にしてくれる

弁護士の見極めポイント3つ目は、コミュニケーションを大切にしてくれるかどうかです。

依頼者は、窃盗事件について些細なことでも気になり、想像以上の不安感に襲われてしまうものです。その点、コミュニケーションを大切にしてくれる弁護士を味方につければ、依頼者が抱く心情も常に理解できるので、適切なアドバイスなどによって安心感をもたらしてくれます。

被害者に対しても粘り強く誠心誠意コミュニケーションを取ってくれるので、依頼者と被害者の間の溝を少しずつ埋めてくれることでしょう。

窃盗に強い弁護士を名古屋で探すなら素早い依頼が重要

今回は、窃盗事件事例や弁護事例と、弁護士の見極めポイントについて解説しました。

窃盗事件を起こしても、自首や示談交渉をすることで逮捕の回避や不起訴処分の獲得、あるいは刑の減刑を受けられる可能性があります。ただし、窃盗事件を起こしたときにどのように被害者や警察などとやり取りすればいいのか、また、どのような点に注意して対応すればいいのか、多くの方は知りません。

そのため、名古屋で窃盗事件により逮捕された方は、当法律事務所に相談されることを強くお勧めします。名古屋での窃盗事件に精通した弁護士が、素早い弁護活動で問題解決に導いてくれることでしょう。

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