いつも不機嫌な夫と離婚する方法は?弁護士がチェックポイント・ステップを解説

最終更新日: 2023年07月03日

  • 夫が不機嫌で一緒にいるのが嫌だ
  • 不機嫌な夫と離婚する方法・ステップを知りたい
  • 不機嫌な夫との離婚を相談できる弁護士の選び方についても教えてほしい

家庭は、夫にとっても妻にとっても安らげる場所である方がいいですよね。しかしどちらかの機嫌が悪いと、その雰囲気だけで嫌な気持ちになってしまうものです。

たとえば、夫が朝起きてきたとき、仕事から帰ってきたとき、休日で家にいるとき、いつも不機嫌な顔をしていたら一緒にいることが辛いと感じる方もいます。

不機嫌なだけならまだいいかもしれませんが、モラハラ行為があったり、DVがあったりしたら離婚を考えるかもしれません。

そこで本記事では、不機嫌な夫との離婚を考えている場合、離婚に詳しい専門弁護士が、離婚を考える上でのチェックポイント・離婚する方法とステップ・弁護士の選び方を解説します。
本記事のポイントは以下です。お悩みの方は詳細を弁護士と無料相談することが可能です。

  • 不機嫌な夫と離婚を考えているなら、まずは「精神面で辛いか」「モラハラ行為の有無」「経済的DVの有無」「暴力行為の有無」の4点をチェックしよう
  • 不機嫌な夫と離婚する方法は協議離婚、合意できない場合は調停へ
  • 親身に相談に乗ってくれて主体的に行動してくれる弁護士へ無料相談しよう

この記事を監修したのは

代表弁護士 春田 藤麿
代表弁護士春田 藤麿
愛知県弁護士会 所属
経歴
慶應義塾大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
都内総合法律事務所勤務
春田法律事務所開設

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不機嫌な夫と離婚を考えるときのチェックポイント

まずは、不機嫌な夫と離婚を考えるときのチェックポイントとして、以下4点を説明していきます。

  • 精神的に耐えられない
  • モラハラ行為がある
  • 経済的DVに該当する
  • 暴力をふるわれている

精神的に耐えられない

1つ目のチェックポイントは、精神的に耐えられないことです。

たとえば、夫が休みで一緒に外出したときや仕事から帰ってきたときなど一緒に過ごしているときに、いつも夫が不機嫌だったら、どんな思いになるでしょうか。

理由もわからずにいつも不機嫌な顔をされているのに、自分はひたすら夫を怒らせないように機嫌を取り続けることは、非常に辛いものです。

精神的に耐えられなくなり、夫の顔をみるのも嫌・毎日辛くて頭がおかしくなっている、などと感じることもあるでしょう。さらにそのような状態が続けば、ついには「夫と離れるためには離婚するしかない」と考えてしまうのも当然です。

精神的に耐えられなく通院が必要な状況では、第三者からみても「あなたの様子はおかしい」「夫の不機嫌さは異常だ」とわかるはずです。そのような場合は、法的にも離婚を認められる可能性が高いといえます。

モラハラ行為がある

2つ目のチェックポイントは、モラハラ行為があることです。

モラハラとは「モラルハラスメント」の略称で、暴力行為はないものの道徳や倫理に反した嫌がらせで、相手を精神的に追い詰めることです。また、不当にパートナーをおとしめたり、日常的に暴言を吐いたりすることも、モラハラに当たります。

この他にも「異常に束縛する」「常に相手を否定する」「親戚や友人との付き合いを極端に制限する」「大切なものを勝手に捨てたり壊したりする」なども、モラハラ行為です。

このような行為は、第三者からみても、夫婦関係を保てないと判断できる材料の1つになります。

モラハラは直接身体に傷がつかないため、外部からはわかりにくいものです。夫の不機嫌さがモラハラ行為につながっているか、思い返してみてください。

経済的DVに該当する

3つ目のチェックポイントは、経済的DVに該当することです。

経済的DVとは、配偶者や恋人・親子間で金銭的自由を奪う行為です。たとえば、主に稼いでいるのは夫なのに、妻に生活費をほとんど渡さない場合は、経済的DVに該当する可能性があります。

また「自分勝手な理由で浪費や借金をする」「妻が仕事をしたいのに認めない」「お金の使い道を極端に制限する」なども経済的DVに該当する可能性があります。

経済的DVがあったと認められると、法的にも離婚できる可能性が高いです。

暴力を振るわれている

4つ目のチェックポイントは、暴力を振るわれていることです。

夫からの暴力は明確な法律違反です。「DV防止法」と呼ばれる「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」があります。配偶者である妻は、このDV防止法によって保護されます。

夫が不機嫌なときに夫から暴力を振るわれていませんか?
もしも日常的に暴力を振るわれているようなら、我慢せずに弁護士に相談して、離婚へのアドバイスをもらうべきです。

夫が不機嫌で離婚を考えているなら、夫から受けた暴力を確認してまとめておきましょう。

不機嫌な夫と離婚する方法

不機嫌な夫との離婚を考えている場合、離婚方法としてどのようなものがあるでしょうか?ここでは以下2つに分けて説明していきます。

  • 協議離婚
  • 合意できなければ調停・裁判

協議離婚

協議離婚とは、夫婦で話し合って離婚することです。離婚調停や裁判なしで離婚できます。

協議離婚は特に理由を挙げる必要がなく、どのような理由であっても双方の合意があれば離婚できます。

ただし、離婚条件に関しては細かい話し合いが必要です。子どもがいるなら、親権や養育費についての協議・財産分与や年金分割・慰謝料などについても協議しましょう。

離婚条件を口頭約束で済ませてしまうと、後々「合意したはずの条件が守られていない」などのトラブルが起こる可能性があります。そうならないように、離婚条件を細部まで話し合って、離婚協議書を公正証書としてまとめておくことがおすすめです。

不機嫌な夫と、離婚や離婚条件について直接話すのは、辛く非常に骨が折れることでしょう。離婚協議をするのであれば、まず弁護士に相談することをおすすめします。

合意できなければ調停・裁判

夫が離婚に合意しない場合は、家庭裁判所に離婚調停の申立てをしましょう。

離婚調停では、2名の調停委員が夫・妻から話を聞き、離婚の調停に入ります。離婚調停が不調に終わった場合は、離婚を諦めるか離婚訴訟を起こすかのどちらかになります。

調停は調停委員を介した話し合いとなるため、あなたは不機嫌な夫と直接顔を合わせずに済みます。調停のメリットは、不機嫌な夫に怒鳴られるかもしれない、暴力を受けるかもしれない、と怯えることなく話を進められることです。

調停などせずにいきなり裁判をしたい、早く離婚したいと考える方も多いでしょう。しかし「調停前置主義」という制度があります。法律上、先に離婚調停を申立てて解決を図ること、その調停が不調に終わった場合に裁判を開始する、という順番が決められているのです。

離婚裁判では、判決をもって離婚が成立します。民法770条で定められている以下の「離婚事由」に当てはまれば、離婚できる可能性が高いです。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

出典:民法 | e-GOV法令検索

夫がいつも不機嫌なのは「五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」に当てはまる可能性があります。経済的DVがある場合は「二 配偶者から悪意で遺棄されたとき」に該当するでしょう。

不機嫌な夫とスムーズに離婚するためのステップ

不機嫌な夫とスムーズに離婚するために何をすべきか知りたい方も多いと思います。ここでは、以下3つのステップを説明していきます。

  • 出来事の記録
  • 証拠の収集
  • 弁護士への相談

出来事の記録

1つ目は、出来事の記録です。

不機嫌な夫とスムーズに離婚をするためには、「夫がこんなに酷いことを日常的に繰り返している」という事実を明確に記録しておく必要があります。夫に見せるためだけでなく、第三者が客観的に見ても、酷い扱いだとわかるようにするためです。

日記やメモには、夫からの暴言や無視など、自分が傷ついたと感じたことについて、日付や場所・内容を具体的に記録しましょう。

日記やメモは客観性に欠けるものと思われがちですが、停や裁判まで進んだときに、証拠として採用されることがります。夫が見つけると激昂する可能性がありますので、くれぐれも見つからないようにしましょう。

証拠の収集

2つ目は、証拠の収集です。

日記やメモだけでなく、夫から暴力を振るわれたり、暴言を吐かれたりしている動画や音声データを集めることも有効です。これらのデータは、第三者に、異常性をはっきりと伝えられます。

あなたが夫から日常的に暴力や暴言を受けているのであれば、監視カメラやボイスレコーダーも活用しましょう。動画や音声データは、調停や裁判において、非常に有力な証拠となります。

また、夫の不機嫌さからストレスを感じ、いつも調子が悪い、気分が沈むなどの症状が出ていることもあるでしょう。このような症状で悩んでいる場合は、精神科や心療内科などを受診し、診断書をもらっておきましょう。

夫からの暴力があった場合も、同様に受診し、医師に相談しておくことをおすすめします。医師はDV被害が原因と思われる患者については、被害者である患者の意思を尊重したうえで、警察に通報できます。

自分ひとりで夫の暴力に悩んでいても、独自で解決することは難しいものです。できる限り、医師や周囲の方の力を借りるようにしてください。

弁護士への相談

3つ目は、弁護士への相談です。

離婚に強い専門弁護士に相談すれば、離婚をスムーズに進められます。弁護士はあなたの代理人になってくれるので、不機嫌な夫と顔を合わせずに離婚協議を進めることができるのです。

また、モラハラやDVにあたる証拠などを見て、法律的な観点からどうすればよいのかをアドバイスしてくれるでしょう。

不機嫌な夫と話すことは、暴力や暴言の恐れもあり、とても恐怖を感じることでしょう。離婚協議を妻ひとりで進めることは、危険なこともありえます。

弁護士に依頼すれば、離婚手続きや相手との交渉も、冷静かつスムーズに対応してもらえるので、安心して離婚協議を進められます。

離婚に強い弁護士の探し方

ここまで、不機嫌な夫と離婚を考えるときのチェックポイント、離婚する方法、スムーズなステップについて解説しました。それでは、どのような弁護士に依頼すればよいのでしょうか?

ここからは、離婚に強い弁護士の探し方として、以下3点を説明していきます。

  • 離婚実績が豊富か
  • 親身になって相談に乗ってくれるか
  • 主体的な行動をしてくれるか

離婚実績が豊富か

1つ目は、離婚実績が豊富かどうかです。

弁護士は、専門分野がはっきり分かれる職業です。離婚をスムーズに進めるためには、離婚問題の経験・実績が豊富な弁護士に相談するのがベストです。

まずは、法律事務所のWebサイトを見て、離婚問題に関する実績があるかを確認しましょう。たとえば、離婚問題に関するページや、あなたの悩みに沿ったコラムが公開されていた場合、離婚問題に強い弁護士の可能性が高いです。

不機嫌な夫との離婚をお考えなら、単に近くにある法律事務所に訪問するのではなく、Webサイト等でよく調べて、あなたが依頼したいと思える実績のある信頼できる弁護士をしっかりと探しましょう。

親身になって相談に乗ってくれるか

2つ目は、親身になって相談に乗ってくれるかどうかです。

夫の不機嫌が原因で離婚相談をする場合、妻は不安な気持ちが大きいものです。事務的に対応するのではなく、親身になって相談に乗ってくれる弁護士の方がもちろん安心できます。相談に行ってみて、自分の気持ちに寄り添って親身になって対応してくれるのかを確認してから、正式に依頼することをおすすめします。

主体的な行動をしてくれるか

3つ目は、主体的な行動をしてくれるかどうかです。

不機嫌な夫と離婚したいけど、具体的に何をすればよいのかわからないということも多いでしょう。自分では不明なことが多いから弁護士に相談するのに、弁護士が受け身の姿勢で言われたことしかしないようでは頼む意味がありません。

慰謝料や親権・養育費などの離婚条件に関しても、あなたの考えを詳しく聞こうとせず言われたとおりに手続きを進めるだけの弁護士に依頼するのは避けましょう。離婚後、こうじゃなかった、もっと高額の慰謝料を請求できたはずだ、と後悔するかもしれません。

主体的に動いてきちんと考えて、提案してくれる弁護士に依頼すれば、必要な法律の知識や慰謝料の相場もわかりやすく教えてもらえて、適正な請求金額を相手に提示できるでしょう。

弁護士は、主体的に行動してくれる方を選びましょう。

不機嫌な夫と離婚するならまずは弁護士への無料相談がおすすめ

本記事では、不機嫌な夫との離婚について、離婚を考えるときのチェックポイント・離婚する方法とステップ・弁護士の選び方を解説しました。

不機嫌な夫と離婚しようと考えても、自分ひとりではスムーズに手続きが進まない可能性も高いです。暴力・暴言があるならなおさらで、あなたの精神的なストレスも大きくなり、どうしたらいいかわからなくなるでしょう。

このようなときはすぐ、弁護士に相談しましょう。離婚問題に強い弁護士は、離婚に関する多くの案件を扱っており、経験が豊富です。離婚に向けてどのように行動するべきか、しっかりアドバイスしてくれます。

当事務所では、LINE・メール・電話で、24時間無料相談を受け付けています。ひとりで悩まずに、まずは弁護士に相談しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。ご不明な点があるときやもっと詳しく知りたいときは、下にある「LINEで無料相談」のボタンを押していただき、メッセージをお送りください。弁護士が無料でご相談をお受けします。

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