弁護士法人 春田法律事務所

不倫トラブルから抜け出せない!?深刻な問題の解決方法を経験豊富な専門弁護士が解説

不倫トラブルから抜け出せない!?深刻な問題の解決方法を経験豊富な専門弁護士が解説

2021年09月03日

不倫トラブルから抜け出せない!?深刻な問題の解決方法を経験豊富な専門弁護士が解説不倫をしたことで、不倫相手の配偶者とトラブルになってしまった。
しかも、自分のした不倫によって、家族までをも巻き込んでしまっている。

不倫トラブルは、誰であっても一刻も早く解決したいと考えるものです。しかしながら、相手の要求が非常に高く、到底、対応できる内容ではない場合には、一筋縄で解決することはできません。
しかも、相手からは、要求に応じられない場合、「裁判にする」「職場にも明らかにする」などと言われ、トラブルの更なる波及をちらつかされることもあります。
これでは、トラブルに巻き込まれた当事者としても、解決の糸口が見えず、まさに「八方塞がり」の状況に置かれることになります。

深刻な不倫問題について、問題の波及を最小限にとどめつつ、速やかに解決する方法を専門弁護士が解説していきます。早速、まいりましょう。

この記事を監修したのは

篠田 匡志
弁護士篠田 匡志
第一東京弁護士会 所属
経歴
立教大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
金沢市にて総合法律事務所勤務
春田法律事務所入所

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不倫が招く法律トラブル

不倫が招く法律トラブル不倫は、わが国では倫理的に許されない行為であるとされていると同時に、法律上も不法行為(民法709条)として、損害賠償の対象となります。
不倫がもたらす損害としては、不倫によって傷つけられた配偶者の精神的苦痛に対する慰謝料が、法的保護に値するものと考えられています。

また、不倫によって離婚などの婚姻関係破綻を招いた場合には、その精神的苦痛に対する慰謝料もまた法的保護に値する損害となります。不倫を行った者は、これらを損害賠償として、被害者に支払わなければなりません。

不貞行為をした配偶者はもちろんのこと、不貞行為に加担した不貞相手もまた、共同不法行為として、不倫をされた配偶者に対し、全額の損害賠償責任を負います。

不倫をした当事者が損害賠償に応じない場合、不倫をされた配偶者は、訴訟を提起することができます。わが国の裁判実務においても、不倫を理由とした訴訟は、かなり増加しており、これまで裁判所に縁がなかった人でも、裁判手続きに巻き込まれる事案が増えています。

そして、不倫トラブルは、ご自身に落ち度がない場合であっても、パートナーの不倫によって巻き込まれることもあります。このことから、もはや他人事ではない法律トラブルの一つとなっているのです。

自らの不倫トラブルで日常生活が脅かされるケース

自らの不倫トラブルで日常生活が脅かされるケース自らした不倫の事実が発覚した場合、自身はどのようなトラブルに巻き込まれるのでしょうか。よくあるケースを順に紹介していきましょう。

  • 不倫相手の配偶者から慰謝料請求を受けたトラブル事例
  • 勤務先へ不倫トラブルが波及したトラブル事例
  • 不倫相手が逆上して深刻な事態に陥ったトラブル事例

不倫相手の配偶者から慰謝料請求を受けたトラブル事例

先ほど述べたとおり、不倫は、法律上の不法行為に該当しますので、不倫の当事者は、不倫相手の配偶者から損害賠償請求を受けることになります。
このような損害賠償請求をめぐるトラブルは、不倫相手の配偶者からの接触によって始まります。たとえば、突然、不倫相手の配偶者を名乗る人物から電話がかかってくる場合、あるいは、自宅に法律事務所から内容証明郵便が届いた場合などが考えられます。

もし、不倫が事実なのであれば、原則として損害賠償責任は免れませんので、不倫相手の配偶者に対しては、誠実に交渉をしなければならないでしょう。
一方、初動対応を誤ると、お金だけで済んだトラブルが、お金だけの問題では済まなくなる可能性もあります。

勤務先へ不倫トラブルが波及したトラブル事例

場合によっては、勤務先まで不倫トラブルが波及する事例もあります。たとえば、不倫相手の配偶者が職場に押しかけてくるようなケースもまれにみられます。

職場の同僚同士の不倫や、不倫の当事者が上場企業などに勤めている方の場合にはこのような事態が起こりやすいと言えます。

もっとも、不倫は、夫婦の問題であり、勤務先は無関係であると考えられています。そのため、不用意に勤務先に不倫の事実を告げることは、名誉棄損あるいはプライバシー侵害により別個の法的責任を生じさせるおそれがあります。

また、実際問題としても、不倫の事実が職場に知られることで、雇用上、不利益を受ける可能性も十分にあります。不倫当事者としても、勤務先への不倫トラブルの波及を絶対に回避したいと考えている方は多くいます。そのような立場にも配慮した交渉を心掛けないと、不倫トラブルはより深刻になる可能性があります。

不倫相手が逆上して深刻な事態に陥ったトラブル事例

また、トラブルの相手は、必ずしも不倫相手の配偶者だけとは限りません。不倫相手とのトラブルが深刻な事態に発展するケースもよくあります。

たとえば、不倫当事者同士がいずれ結婚することを企てて不倫を継続していたものの、結局、現在の配偶者と離婚ができなかったので、不倫相手に別れを告げたところ、不倫相手が逆上し、様々な行動に及ぶケースが見られます。

この場合、「不倫していたことを奥さんに言う」などと言われ、手切れ金を要求されるなどが典型的なトラブル事案といえるでしょう。

不倫相手が、直接的に家族に接触を図り、不倫の事実を暴露するということもあります。酷い場合には、家族に危害を加えるなどと、脅迫されるようなケースもあります。

その他、不倫相手女性を妊娠させてしまった事案も、不倫相手とのトラブルが深刻になりやすいといえます。中絶をさせてしまえば、女性の心身に深い傷を残すことは事実です。また、婚外子の出生により、養育費という重い責任が生じることも忘れてはいけないポイントです。

パートナーの不倫によってトラブルに巻き込まれるケース

パートナーの不倫によってトラブルに巻き込まれるケース不倫の影響は、時に、何の落ち度もない家族にも深刻な影響をもたらすことがあります。

裏でパートナーが不倫をしていたため、何の落ち度もない配偶者までもが、その不倫トラブルに巻き込まれるというのは、いったいどのような事態なのでしょうか。詳しくみていきましょう。

  • パートナーが不倫相手と同居を開始した
  • 不倫相手の配偶者からパートナーに対して高額な慰謝料を請求された
  • 不倫相手から家族が嫌がらせを受けた

パートナーが不倫相手と同居を開始した

不倫をしていた配偶者が、不倫相手に心奪われてしまい、突然、「別れたい」と離婚を切り出してくるケースがあります。結局、不倫をしていた配偶者は、反対を押し切って一方的に家を出ていってしまいます。

また、パートナーが不倫相手と同居して、共同戦線を張っていることも精神的苦痛を増大させる理由となっています。
このようなケースでは、不倫をしていた配偶者から、離婚を求める通知書を受け取り、そのまま離婚紛争に進んでいくことが多いです。

しかし、見方を変えれば、この事案の不倫当事者は、離婚のためなら、相応の支払いをする用意があり、不倫相手と協力して、多額の金銭を支払ってくれる動機が強いといえます。そのため、すぐに離婚できるのであれば大きく譲歩してくれる可能性が高いことから、毅然と交渉し、十分に納得できる条件まで譲歩させることも一つの手です。

ただし、中には、配偶者が一方的に出て行った上に、その後の生活費の支払いもしなくなるという事案もあります。これでは、残された家族の生活もままならなくなりますので、早急に生活を立て直すための対応が求められます。離婚するかどうか、いずれの結論をとるにしても、すぐに弁護士に相談することをお勧めします。

不倫相手の配偶者からパートナーに対して高額な慰謝料を請求された

ある日、自宅にパートナー宛ての法律事務所からの内容証明郵便が届いていることに気づき、書面の内容を見たところ、パートナーが不倫をしていたことがわかり、高額の慰謝料請求を受けていた・・・そのような事案は意外にも多いです。

これまで幸せな夫婦生活を送っていたと思っていたところ、パートナーが裏切っていた事実のみならず、高額な損害賠償請求事件に巻き込まれているとの現実を知ることは、何の落ち度もないご自身にとっては、非常にショックの大きい出来事であると思います。

しかも、パートナーが慰謝料を支払うということは、自分の責任ではないにもかかわらず、共有財産を減少させることにつながりますので、経済的なダメージも深刻になることもあります。

このような事案は、いわゆるダブル不倫と言われるケースになります。一般的な不倫事案は、「不倫をした者と不倫をされた者」という構図では、どうしても加害者×被害者という関係になり、加害者側が不利です。
しかし、ダブル不倫の場合、どちらも不倫の被害を受けた「二つの家族間の話し合い」の問題、すなわち4者の話し合いにすることで、一方の家族だけが損をすることのないように柔軟な解決をすることが可能です。

不倫相手から家族が嫌がらせを受けた

珍しいケースではありますが、パートナーの不倫相手が自宅に訪れて、不倫の事実を暴露した上で、パートナーと結婚したいので離婚するよう求めてくることがあります。おそらくは、不倫によって、相手に対する感情が高まり、その配偶者に対する嫉妬心などから、このような言動に走るのではないかと思われます。

また、不倫相手から離婚を求められることまではなくとも、非通知の電話が頻繁になるようになったり、ポストに気味の悪い文書や物が届けられるようなケースもあります。

このような場合、悪質なストーカー事案として扱われることもあるので、まずは警察に相談することをお勧めします。

裁判に発展する不倫トラブル

裁判に発展する不倫トラブル不倫は、男女間・夫婦間の感情的問題であると同時に、法的問題でもありますから、話し合いで解決できなければ、裁判に発展することもあります。裁判に発展する不倫トラブルとはどのようなものか、詳しく見ていきます。

不倫の裁判とは何か

不倫の裁判とは、裁判所で行う民事訴訟手続のことです。よく、不倫が犯罪になると誤解される方もおられますが、刑法には不倫を処罰する規定はないことから、犯罪には当たらず、刑事事件ではありません。

民事訴訟手続は、原告の請求が認められるかどうかを、裁判所が、証拠によって厳格に認定する手続きとなります。
不倫トラブルにおいては、不倫慰謝料請求権の存否が審理の対象となりますので、当事者が、証拠を提出して、裁判所に不倫の事実を認定させることになります。

また、当事者が弁護士を依頼している場合には、基本的には弁護士が裁判所対応を行いますので、ご本人が裁判所に行くことなく、手続きが終えることができます。

ただし、裁判所の手続きを用いても争いが苛烈になり、証人尋問や、当事者尋問が必要と判断された場合には、当事者は、尋問のために裁判所に出頭する必要があります。

不倫トラブルが裁判になる条件は

不倫は法律問題であることから、上記のように裁判手続きを利用して解決することも可能です。しかしながら、あらゆる不倫トラブルが、全て裁判手続きを経て解決しているわけではありません。

むしろ、全ての不倫トラブルのうち、裁判でなければ解決できないような事案は、全体の10分の1程度であり、ほとんどの事案は、裁判前の話し合いや、交渉によって解決されています。

結局のところ、どうしても解決できない困難な不倫トラブルについてのみ、裁判にまで発展するのです。
不倫トラブルが裁判にまで発展する条件としては、当事者(不倫をされた方はもちろん、不倫をした方も)の感情的対立が非常に激しい事案が考えられます。

不倫の慰謝料請求をする事案の場合、不倫相手が謝罪をしないどころか全く反省がうかがえない場合、あるいは、不倫の証拠があるにもかかわらず不倫相手が事実を認めない場合、感情的対立が激しくなることが多いでしょう。

また、不倫をされた配偶者が、不倫相手に対して、必要以上に報復をしてしまった場合も、感情的対立が激化し、解決が難しくなることがあります。たとえば、勤務先に不倫の事実を暴露したり、インターネットに不倫の事実を公表されるなどした場合、不倫相手にも被害者意識が生まれ、解決が困難になります。

不倫トラブルを早期に解決する方法

不倫トラブルを早期に解決する方法これまで様々な不倫トラブルの内容を見てきましたが、いずれにしてもこのようなトラブルからは早く解放されたいところです。そこで、不倫トラブルを早期に解決するためにどのようにすればよいのか、逆に、不倫トラブルが長期化する要因は何なのか、それぞれ見ていきましょう。

不倫トラブルを解決する方法

まず、不倫をした当事者と不倫をされた配偶者の中で、冷静に話し合いを行い、3者が納得できる条件で、不倫トラブルを解決することができるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、トラブル解決にあたり、プロの専門家が介入しているわけではありませんから、どうしても「隙」が生じてしまうリスクがあります。
たとえば、不倫当事者同士が、口約束で、もう二度と会わないと言っていたから、不倫をされた当事者が、二人を許したという場合があります。この場合、口約束だったということもあり、不倫がばれなければ問題ないという意識が生まれ、不倫が再発することもよくあります。

このようなリスクを踏まえると、弁護士といった不倫トラブル解決の専門家の力を借りて、「隙」のない解決を目指すことも有用です。
もちろん、弁護士に解決を依頼する以上、費用がかかりますが、法律事務所によっては成功報酬性にして対応するなど、余り負担にならないような配慮をしているところもあります。

トラブル解決の心構え

不倫は、男女あるいは夫婦の感情の問題ですので、感情的対立をできる限り避けることが解決の近道となります。

不倫を認めて謝罪をしなかったことが感情的対立を生み、解決が困難となったケースでも、実は、初めから謝罪してくれれば、そこまで大ごとにしなかったというケースは珍しくありません。

ただし、「感情的対立をできる限り避ける」ということは、相手の言い分を必要以上に受け入れるべきことを意味しません。冷静に考えれば、実現困難あるいは実現不可能な条件を安易に受け入れることは、かえってその後の不倫トラブルの解決を難しくする原因にもなります。

起きてしまった不倫の事実は消えません。しかし、不倫が憎いからといって、報復的行為を行うことは、更なる争いを生みます。必要なのは、不倫というトラブルの火種が大きくなる前に、確実かつ迅速に鎮火させるという心構えです。

トラブルを大きくする原因

不倫トラブルを大きくしないためには、感情的対立を煽ってしまうような対応はさけるべきです。
交渉の相手方の立場にも配慮し、ルールや、条理から逸脱した行動は避けなければなりません。交渉事である以上は、それぞれ、どうしても譲れない部分を守りながら、双方が納得できる条件を模索する必要があるのです。

それにもかかわらず、自分の権利を守りたいがために、相手にとってどうしても譲れない部分までをもつぶしてしまうことは、交渉の意味すら失わせてしまうことになりかねません。

結局、交渉しても何もメリットがなくなってしまうのでは、誰も交渉に応じる人などいないでしょう。それでは、いつまで経っても不倫トラブルは解決できません。

まとめ

まとめ不倫が引き起こすトラブルは、ときに様々な争いを生み、不倫をした当人はもちろん、何の落ち度もないパートナーまでをも巻き込んでしまうおそれがあります。

そして、不倫トラブルによって、深刻な感情的対立が生じてしまうと、日常生活が破壊される結果にもなりかねません。

不倫をしてしまったという事実を消すことはできませんが、不倫トラブルが深刻化する前に、穏便に解決する方法はあります。感情に任せて、相手をただ傷つけたり、追い詰めたりするのではなく、まずは最善の解決策を見定めてから、起きてしまったトラブルに対処していく姿勢が重要でしょう。

不倫や浮気・離婚のトラブル・慰謝料でお困りの方へ

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24時間・土日祝日も受付0120-655-995

この記事を監修したのは

篠田 匡志
弁護士篠田 匡志
第一東京弁護士会 所属
経歴
立教大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院卒業
金沢市にて総合法律事務所勤務
春田法律事務所入所

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